本資料は、HAT様の新卒採用集客に関する「方向性のご提案」です。お見積りや詳細プラン設計の前段として、まず本提案の戦略軸・実現方針にご賛同いただけるかをご確認いただくための資料です。
HAT様が業界の中で唯一持つ「業界トップクラスの作品制作品質」を、採用接点(広告・採用LP・LINE・オーガニック発信)の全段階で資産化します。ジェイ・ライン様経由でいただいたご依頼「採用動画制作+YouTube/Instagram/TikTok広告での拡散」「OMタクシー方式のLINE活用」を骨格として、ビズム独自の戦略視点を加えた方向性をご提示いたします。
ジェイ・ライン株式会社様経由でいただいたご依頼内容を、本提案では下記のように位置づけます。
| ご依頼内容 | 本提案での方向性 |
|---|---|
| ① 採用動画の制作+YouTube/Instagram/TikTok広告での拡散 | 動画素材を「広告CR用」「採用LP/LINE埋込用」「オーガニック発信・接触資産用」の3用途に分けて設計。広告CRは「数本ずつ投入→数字検証→勝ち軸を横展開」のPDCA運用を中核に据えます |
| ② LINE活用(OMタクシー方式:イベント参加学生→LINE登録→選考までグリップ) | 弊社がOMタクシー様の採用案件で実証済みのLINEシナリオ運用を、映像制作・クリエイティブ志望の新卒学生向けに横展開。業界全体→本人軸→親説得軸の3フェーズで選考まで自動誘導する設計です |
| ③ 今後のコーポレートサイトでのリード拡大 | 本提案では採用フェーズに集中。コーポレートサイトでのBtoBリード拡大は、採用施策で構築する動画資産・LINE運用ノウハウを継承する第2フェーズとして別途ご提案差し上げます |
事前の市場リサーチおよびHAT様公開情報の精読から、現状の採用課題と機会を3点に整理しました。
新卒採用市場では映像制作志望学生自体の母数が年々減少しています。これに加え、HAT様の認知が、美大・芸大の主要層(東京芸大・多摩美・武蔵美など)を含む映像制作・クリエイティブ志望の学生層に十分届いていない可能性があり、応募母数の確保が二重に難しくなっている構造があると考えております。
HAT様は通算353本の広告賞受賞・年間120本制作・WORKS約300本以上の公開ポートフォリオという、業界の中でも稀有な「現物の作品力」をお持ちです。にもかかわらず、その資産が採用接点(採用動画・SNS・LINE)にほぼ転換されていない状態が続いています。
HAT様の新卒月給31万9,000円は、業界主要4社の中でも最高水準です。学生本人だけでなく、就活生の親世代を説得する材料としても機能する数字であり、訴求設計の中核に置く価値があると考えます。
| 企業 | 新卒月給 | 備考 |
|---|---|---|
| HAT様 | 31万9,000円 | 業界主要社の中で最高水準 |
| 博報堂プロダクツ | 25〜31万円 | 大規模採用60〜105名/年 |
| AOI Pro. | 27万円 | 業界最大手・年間制作1,000本 |
| 東北新社 | 21万円 | 残業代別途 |
業界最大手AOI Pro様の新卒採用サイトを確認したところ、採用動画は3本(コンセプト1本・トーク1本・グローバルインタビュー1本)、先輩インタビュー記事2件、職種別座談会2件のみでした。東北新社様・博報堂プロダクツ様も同等水準です。業界全体で「採用動画を継続的に作って磨いている会社」は実はほぼ存在しない、というのが現状です。
これは、HAT様にとって「数で押す」のではなく「正しい運用設計で勝ち軸を継続的に育てる」アプローチに勝ち目がある状況であることを示しています。
HAT様は「制作職(プロダクションマネージャー候補)」と「企画演出職(ディレクター・プランナー候補)」の2職種を募集されており、職種ごとに求める人材像が異なります。これを踏まえ、本提案の想定ターゲットを3層に整理いたします。
| 層 | 主要ターゲット | 主な流入職種 |
|---|---|---|
| 第1層 コアセグメント |
美大・芸大の映像志望学生 (東京芸大・多摩美・武蔵美ほか) |
企画演出職(ディレクター・プランナー候補)への主要流入 |
| 第2層 クリエイティブ志望層 |
映像クリエイティブを志望する文系大学生・専門学校生 | 企画演出職のサブセグメント |
| 第3層 制作進行志望層 |
映像制作業界での制作進行・プロデュース志望の大学生全般 | 制作職(PM候補)への主要流入 ※PM職は美大芸大に限定されない |
映像制作・クリエイティブを志す学生の就活は、本質的にポートフォリオ文化に近い構造を持ちます。特に第1層・第2層は「自分の作品を見せて会社を選び、会社の作品を見て就職先を決める」が前提で、マイナビ調査でも美大生はInstagramを自分のポートフォリオとして活用しており、就活情報収集にもLINE45.6%・Instagram32.7%を活用しています。第3層(制作進行志望層)は作品を持たない場合もありますが、「自分が入る会社の制作物を見て判断する」行動原理自体は共通です。
競合の映像制作会社の多くが「説明テキスト・社員写真・抽象的なコピー」で学生に判断材料を提供する中、HAT様には「自分が入るであろう会社が実際に作っている、現物のCM・PV・Web動画そのもの」という、他社が真似できない選定材料があります。学生がすでに持つ「会社を作品で選ぶ」行動原理に乗り、HAT様を「選ばれる側」に立たせる。これが本提案全体を貫く戦略軸です。
| 項目 | BEFORE(現状) | AFTER(提案後) |
|---|---|---|
| 学生のHAT認知接点 | リクナビ・採用LPに「見に来た」学生のみ | YouTube・Instagram・TikTokでHAT作品が学生に向けて配信される |
| HAT認知の中身 | 会社情報・社員写真・テキスト中心 | HATが作ったCMそのもの(カルピス/パナソニック/SUBARU等)が学生の目に飛び込む |
| LINE導線 | なし | 登録後14日でインターン・説明会・選考まで自動誘導 |
| 動画資産の使い方 | WORKSとして公開・採用接点での活用は限定的 | 広告CR・LP埋込・LINE配信・オーガニック発信の全段階で再利用 |
| 親世代の説得材料 | 口頭説明のみ | 「初任給31.9万円・業界トップクラス」をLP/LINEで明示 |
「採用動画を制作して広告で拡散する」というご依頼の骨格を最大化するため、動画素材を用途別に3カテゴリに分け、それぞれに最適な設計・運用方針を適用します。広告CRは「大量に作って投げる」のではなく、「数本ずつ投入→数字検証→勝ち軸を横展開」というPDCAサイクルが本質です。
| カテゴリ | 用途 | 仕様の方向性 |
|---|---|---|
| A. 広告CR | YouTube/Instagram/TikTok広告クリエイティブ | 縦型・短尺(15〜30秒)・冒頭3秒フック・テロップ・CTA明示。媒体別アルゴリズムに最適化した設計 |
| B. 採用LP/LINE埋込素材 | 採用LP FV・LINEシナリオ配信 | 中尺(60〜180秒)・社員Vlog・キャリアパス紹介・ポートフォリオ解説。広告で温度を上げた学生に「深い情報」を提供 |
| C. オーガニック発信・接触資産 | Instagram通常投稿・YouTube・会社説明会・社員紹介・採用LP内ギャラリー | 既存WORKSの再編集を中心に、採用接点の各所で長期使用。「自分から作品を探しに来た学生」との接触面を厚くする |
ご依頼の3媒体(YouTube/Instagram/TikTok)すべてへの展開は、本提案で最終的に実現する設計です。ただし最大の効果を得るために、いきなり3媒体同時展開ではなく、まず主力1媒体でファネル全体を稼働させて数字検証し、勝ち軸を発見してから媒体を順次追加していく段階設計を推奨します。媒体ごとに特性・最適CR・予算最適化のクセが大きく異なるため、3媒体一気投入は検証データの分散とPDCAの停滞を招きます。
上記Phase 1〜3で使う広告CRは、HAT様の既存WORKS約300本+新規撮影素材を編集の起点に使えます。さらに、広告CRで作った素材はB(LP・LINE)・C(オーガニック・接触資産)にも転用可能。1本の編集素材が、広告CR・採用LP埋込・LINEシナリオ配信・Instagram通常投稿・社員紹介の複数段階で再利用される構造です。
これは、自社で映像を作れないクライアントには真似できない、HAT様だからこそ実現できる構造的優位です。
動画素材を起点に、広告→採用LP→LINE→選考までを一気通貫で設計します。本図は方向性のイメージ図であり、各STEPの詳細仕様はヒアリング後に固めます。
本プロジェクトは HAT様・ジェイ・ライン様・ビズム の三者連携で進める想定です。各社の役割を方向性レベルで整理いたします。具体的な担当範囲・分担比率・お見積りは、ジェイ・ライン様とビズム間で擦り合わせのうえ、詳細プラン段階であらためてご提示いたします。
| 役割 | 主担当 | 主な担当範囲 |
|---|---|---|
| 採用業務の主体 | HAT様 |
・動画素材の自社制作(既存WORKSの再編集/社員Vlog撮影/プロデュース現場素材化) ・採用LP原稿の最終確認 ・選考プロセスの運営(書類・面接・筆記・役員面接) ・インターン/体験入社の運営(既存制度の活用) ・内定者・社員インタビューへの協力 |
| 採用LP制作・クライアント窓口 | ジェイ・ライン様 |
・採用LPの新規制作および改修 ・HAT様への提案・連絡・進行管理(クライアント窓口) ・プロジェクト全体の進行管理 |
| 戦略・運用・LINE構築 | ビズム |
・採用集客の戦略設計・コンセプト策定 ・動画ライブラリの構成設計(用途別カテゴリ・本数配分) ・広告CR運用設計(PHASE 1〜3 のPDCA) ・LINEシナリオ・リッチメニュー設計・実装 ・広告アカウント設計・運用・月次レポート ・KPI設計・運用最適化 |
本書の方向性をHAT様にご提案いただく前に、ジェイ・ライン様にて以下4点をご確認いただきたく存じます。ジェイ・ライン様内でご回答可能なもの・HAT様確認が必要なものを仕分けたうえで、追って擦り合わせさせていただければ幸いです。
| # | 確認事項 | 確認の目的 |
|---|---|---|
| 1 | HAT様向け資料の制作主体(ジェイ・ライン様編集/ビズム納品) | 本書の方向性合意後、HAT様向けに展開する資料の制作主体を確定する |
| 2 | 採用シーズン逆算のスケジュール前提 (2027年度新卒採用シーズンを主対象とする想定でよろしいか) |
スケジュール詳細・採用動画制作の着手時期を組む前提 |
| 3 | 既存採用LP(hdat.jp/recruit/recruit.html)の改修可否・改修範囲 | 採用LP制作の前提・ジェイ・ライン様の制作リソース・HAT様意向を確認する |
| 4 | 広告媒体予算の規模感(月◯万〜◯万のレンジ) | 採用動画ライブラリの本数規模・配信ボリュームの設計に直結 |
| 5 | 職種別(制作職/企画演出職)の採用優先順位・人数目標 | 本提案では3層構造(美大芸大コア/クリエイティブ志望/制作進行志望)でターゲットを設定。各層への配分・媒体選定・LINEシナリオ分岐の前提となる |